★し
尸位素餐
(しいそさん)
高位にありながら、その職務や責任を果たさず給料を受け取っていること。
慈烏反哺
(じうはんぽ)
父母が年老いた後、その子が父母を養って恩に報いて大切にすること。
四海兄弟
(しかいけいてい)
世界中の人々は皆、兄弟のように、何の分け隔てもなく親しく接するべきだということ。
自画自賛
(じがじさん)
自分で自分のしたことを褒めること。
自家撞着
(じかどうちゃく)
発言や行動の、前後のつじつまが合わず、矛盾していること。
時期尚早
(じきしょうそう)
事を起こすには、まだ時期が早いということ。
自給自足
(じきゅうじそく)
自分が必要とするものは自分で作るということ。
四苦八苦
(しくはっく)
ひどく悩み、苦労すること。
試行錯誤
(しこうさくご)
困難な課題を成し遂げるために、試みと失敗を繰り返しながら解決策を見いだしていくこと。
自業自得
(じごうじとく)
自分がしたことの報いは必ず自分が受けるということ。
事実無根
(じじつむこん)
事実に基づいていない根も葉もない話。
自然淘汰
(しぜんとうた)
周囲の環境に適合した生物が生き残り、適合できなかった生物は子孫を残せずに滅びていくということ。
七転八起
(しちてんはっき)
何度失敗しても屈することなく、物事に挑むこと。
七転八倒
(しちてんばっとう)
激しい痛みに、のたうち回って苦しむこと。
七歩之才
(しちほのさい)
詩や文章を素早くつくる才能があること。
死中求活
(しちゅうきゅうかつ)
追いつめられた状況で、助かる道を必死に模索すること。
実事求是
(じつじきゅうぜ)
事実に基づいて真理を探究すること。
実践躬行
(じっせんきゅうこう)
理論や観念だけではなく、自ら進んで行うこと。
疾風迅雷
(しっぷうじんらい)
動きがすばやく激しいさま。
櫛風沐雨
(しっぷうもくう)
風雨にさらされて苦労すること。休む間なく奔走すること。
四分五裂
(しぶんごれつ)
ばらばらに分裂すること。統一されていた秩序が乱れること。
自暴自棄
(じぼうじき)
物事が自分の思いどおりにならず、投げやりになること。
四方八方
(しほうはっぽう)
あらゆる方向のこと。
四面楚歌
(しめんそか)
敵に囲まれて孤立し、助けがないこと。
弱肉強食
(じゃくにくきょうしょく)
弱者の犠牲の上に強者が栄えること。
社交辞令
(しゃこうじれい)
人とうまく付き合っていくためのお世辞。
遮二無二
(しゃにむに)
後先考えず、一つのことだけをがむしゃらにするさま。無鉄砲。
縦横無尽
(じゅうおうむじん)
勝手気ままに、思う存分行動するさま。
十人十色
(じゅうにんといろ)
人それぞれ、考え方や好みには違いがあるということ。
熟読玩味
(じゅくどくがんみ)
何度も繰り返し読み、物事の意味や道理を理解すること。
朱唇皓歯
(しゅしんこうし)
華やかに微笑む、うら若き美しい女性のこと。
首鼠両端
(しゅそりょうたん)
形勢をうかがっているあいまいな態度。
酒池肉林
(しゅちにくりん)
酒と肉が贅沢に並んだいかがわしい宴。
出藍之誉
(しゅつらんのほまれ)
弟子が師より優れた人物になること。また、子が親より優れていること。
春日遅遅
(しゅんじつちち)
暮れゆくのが遅い春の日。のどかでうららかな春の1日のこと。
順風満帆
(じゅんぷうまんぱん)
何の障害もなく、すべてがうまくいくこと。
笑止千万
(しょうしせんばん)
あまりにもばかばかしくて話にならないこと。
情状酌量
(じょうじょうしゃくりょう)
裁判で同情すべき事情を考慮して刑を減軽すること。
正真正銘
(しょうしんしょうめい)
うそ偽りの全くないこと。本物であること。
小心翼翼
(しょうしんよくよく)
細かく気を配ること。転じて、気が小さくびくびくしているさま。
掌中之珠
(しょうちゅうのたま)
自分が最も大切にしているもの。最愛の妻や子供のたとえ。
白河夜船
(しらかわよふね)
熟睡していて何も知らないこと。または、知ったかぶりをすること。
支離滅裂
(しりめつれつ)
物事に一貫性がなく、ばらばらで、まとまりのないこと。
心機一転
(しんきいってん)
何かをきっかけにして、気持ちがすっかり変わること。
深山幽谷
(しんざんゆうこく)
奥深く静かな山や谷。人があまり足を踏み入れていない奥深い自然。
唇歯輔車
(しんしほしゃ)
互いが助け合う関係。持ちつ持たれつの関係。
神出鬼没
(しんしゅつきぼつ)
不意に現れたり消えたりして、居場所がつかめないこと。
信賞必罰
(しんしょうひつばつ)
賞すべき功績のある者は必ず賞し、罪を犯した者は必ず罰すること。
針小棒大
(しんしょうぼうだい)
小さい事柄を大げさに言うこと。
身体髪膚
(しんたいはっぷ)
人のからだ全体、髪の毛や皮膚、肉体に至るまでのこと。
新陳代謝
(しんちんたいしゃ)
古いものが新しいものに次々と入れ替わること。
震天動地
(しんてんどうち)
天地をふるい動かすほどの大変な出来事。
深謀遠慮
(しんぼうえんりょ)
遠い先々のことまで深く考えて計画を立てるという意味。
人面獣心
(じんめんじゅうしん)
人の道にはずれて恩や恥を知らない人。
森羅万象
(しんらばんしょう)
宇宙に存在する一切のもの。
辛労辛苦
(しんろうしんく)
とても辛い目に遭い、苦労すること。
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