我田引水
(がでんいんすい)
物事を、自分の都合のいいように取りはからったりすること。

画竜点睛
(がりょうてんせい)
最後の大事な仕上げ。また、ほんの少し手を加えることで全体が引き立つこと。

冠婚葬祭
(かんこんそうさい)
四大礼式で、元服、結婚、葬式、祖先の祭礼のこと。

会稽之恥
(かいけいのはじ)
戦いに敗れた恥のこと。また、昔受けた屈辱。

外柔内剛
(がいじゅうないごう)
一見穏やかだが、内面は意志が強くしっかりしていること。

蓋世之才
(がいせいのさい)
気力に満ち溢れ、世の中を覆いつくすほど優れた才能を持っている人のこと。

街談巷説
(がいだんこうせつ)
ちまたのつまらないうわさ話。

快刀乱麻
(かいとうらんま)
面倒な事件やこじれた状態をみごとに解決するさま。

蝸角之争
(かかくのあらそい)
些細なことで言い争うこと。

格物致知
(かくぶつちち)
物事の本質を深く探求し、知識や学問を究めること。

臥薪嘗胆
(がしんしょうたん)
目的を達成するために、苦難に耐えること。

佳人薄命
(かじんはくめい)
美人ほど薄幸であったり短命だったりすること。

画蛇添足
(がだてんそく)
余計なものを、付け加える必要のないこと。蛇足。

確乎不抜
(かっこふばつ)
意志がしっかりしてものに動じないこと。

合従連衡
(がっしょうれんこう)
その時々の状況に応じていくつかの勢力が結び合うこと。

瓜田李下
(かでんりか)
人に疑われるような言動はするべきではないということ。

夏炉冬扇
(かろとうせん)
時季はずれで役に立たないもの。無駄なもののこと。

閑雲野鶴
(かんうんやかく)
なんの束縛も受けないで、のんびりと自由に暮らすこと。

鰥寡孤独
(かんかこどく)
身寄りもなく困窮している人々のこと。

汗牛充棟
(かんぎゅうじゅうとう)
蔵書が非常に多いことのたとえ。

換骨奪胎
(かんこつだったい)
古いものに新しい工夫をこらして独自のものをつくりだすこと。

勧善懲悪
(かんぜんちょうあく)
善をすすめ、悪をこらしめること。

邯鄲之夢
(かんたんのゆめ)
人生の栄枯盛衰のはかないことのたとえ。

汗馬之労
(かんばのろう)
物事をうまくまとめるため駆け回る苦労のこと。

玩物喪志
(がんぶつそうし)
余計なことに気をとられて、大きな目標を見失うこと。

管鮑之交
(かんぽうのこう)
互いに理解しあう親密な間柄。

閑話休題
(かんわきゅうだい)
余談をやめて、話を本題に戻すときに、接続詞的に用いる語。それはさておき。


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